キャノネット2008/11/30 23:23

またブログをさぼってしまいました。仕事も忙しいのですが、夜8時〜12時までカメラのレストアをずっとしていたものでついつい後回しになってしまいました。最近ではジャンクの箱買いとオークションでカメラをたくさん仕入れているもので一日3台ぐらいのペースでレストアをしています。やっと少し落ち着いてきたのですが来週には約50台のジャンクが届く予定です。ジャンクの箱買いだとどんな機種が来るのかがわからないもので楽しいです。
話を本題に戻しますとやはり名機と言われるカメラはジャンク箱にたくさんあります。キャノネットとエレクトロとC35はかなりの数があるのですがエレクトロの除く2機種は非常に良く出来たカメラであると思います。今回はキャノネットのお話をしたいと思います。
写真は、トップカバーを外したところです。全てブロック化されていることで組み立て工程で非常に組みやすい構造になっています。後各部品の配置に余裕があり無理の無い設計になっています。キャノネットより前のカメラの内部構造を見てみるとスペースシングが無理に押し込んでいるように思えます。このスペーシングはやや大柄になりますが故障は少なくなると思います。メーター回りは今までのカメラではカバーなどでメーターを保護しているものが普通でした。画像を見ていただくとわかるようにメーター保護は一切していませんがスペースを開けることにより軍艦部のカバーで保護しています。
キャノンと言う会社は確かに低価格や機能で勝負する会社なのですが設計的に見ると無理がなく組み立て効率等が非常に考えている会社であると思います。(現在は?ですが(笑))